サッカー少年。








また、愛されたかったです。


その、貴方の優しくて不器用な愛に。




また、包まれたかったです。


その、貴方の温かい強い心に。





でも、神様は。
意地悪なんだって。
あたしに、チャンスは与えられないから。




だから、だからさ?


ねぇ?ゴメンね?
こんな形で逃げるあたしを許さないで?
だってね?
この形でじゃないと、
あたしはもうどうしたらいいのか分からないんだよ。
例え、あたしの嘘に気付いても気付いてない振りして?

笑っててね?
大好きなんだ!めっちゃ愛してんだ!


悔しいぐらいに、失った辛さを今も味わってても。
嫌いになれないんだ。




サヨナラしよう?
頑張るから、めっちゃこの世界から幸せを大くんからもらったから。


サヨナラ、するから。
愛されないことにもう、耐えられないから。

逃げるあたしを嫌ってください。
向き合わないあたしを拒んでください。


大好きだったよ、大好きだよ。



相変わらず、あんたを愛しちゃってるよ。




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