あの日見た 夕日
朝 起きると 頭が痛い
ズキズキというより
ガンガンの方がちかくて
声も出ない
フミヤ『ふぁぁぁ…おはよ』
洸夜『ふぁ…………… 』
「(口パクパク)」
フミヤ『ん?なんや??
寝ぼけてんか???』
「(口パクパク)」
洸夜『昨日泣いたから声でやんちゃん』
当てられ 頷くとフミヤさんは笑った
フミヤ『あっはっはっはっ!!』
洸夜『笑い事ちゃうやろ…
いけんかぁ…?』
「(口パクパク)」
声 出ない…
それを見てまた笑うフミヤさんを
見て なんだかわらけてきた
フミヤ『今日は寝ときや。な?洸夜』
洸夜『(頷く)』
「(口パクパク)」
あ、声でないんだ
コクンと頷くとフミヤさんは
あたしの髪の毛をグチャグチャにした
洸夜『鳥の巣… 』
洸夜さんがボソッと言ったから
また笑った
フミヤ『ガハハハハハハ』
フミヤさんの笑い方 気持ち悪…