小さい私のステキな彼氏
「どれも美味しそー!何にしようかなっ」
私はメニューを見ながらどれがいいかを探すが、どれも美味しそうで決められない。
「志島さんのオススメってなんですか?」
「え?俺のオススメは...あ、これ、ボンゴレパスタ!ここのボンゴレパスタ美味しいよ。」
ボンゴレのパスタかー、美味しそうだな。志島さんのオススメだし食べてみようかな!
「私、志島さんのオススメのボンゴレパスタにします!」
「了解。マスター」
私の食べたいものが決まると志島さんはマスターを呼び注文をした。
注文した後、料理が来るまでしばらく話をしていた。
「学校のみんなも私の事、小さいねーってからかうんですよー!!」
「ご両親は身長低いほうなのかな?」
「そんなことないですよ!母は160ちょいありますし、父も180はあります!弟は...確か182とかだったと思います。」
そう、私の家族は私以外大きいのです。
「そうなんだ。多分、弟くんに身長とられちゃったんだねー」
志島さんは笑いながら言った。
「笑い事じゃないですよー!せめて150は欲しいです。」
私がしょんぼりしていると、志島さんが
「俺は小さいちよちゃん、可愛くて好きだよ」
えっ?今何て....小さいちよちゃん、可愛くて好きって...
「えっ、それって「はい、お待たせしました。ボンゴレパスタにクリームパスタ」
私がどういう意味か聞こうとした時、マスターが料理を運んできた。