小さい私のステキな彼氏
「あ、私、友達待たせてるんで、そろそろ行きますね!」


春斗くんの目線になり、頭を撫でながら「またね、春斗くん」と言い立ち上がってののちゃんの向かった売店へと向かった。


「お姉ちゃーん、またねぇーーー!」


遊園地の出入口のところから春斗くんが手を大きく振りながら言ってくれたので、私も手を振り返した。



その時、志島さんの斜め後ろにいた、あの人の顔が怖かったような感じするけど、気にしないでおこう。


< 56 / 57 >

この作品をシェア

pagetop