泡影の姫
深夜徘徊を日々の習慣にして知ったことはたくさんある。
例えば、駅前にはストリートライブをやる人間がけっこういるってこと。
彼らが何を求めてここで熱唱しているのかも、音楽の事も私にはまったくわからない。
そもそも彼らの考えになんて興味ないし、知ろうとも思わないのだけど。
それでも暇つぶしにはなるから、彼らの音を試聴する。
ほとんどの人間は興味がないと言わんばかりに彼らの前を素通りする。
そんな人間観察をしながら思う。
まるで透明人間みたいだって。
居ても、居なくても何の影響もない。
そして人々の無関心の前では私にも同じことが言える。
いいなぁ、透明人間。
そう思ったら少しだけ、彼らに親しみが持てた。
なぜ、彼らは夜の街に声を張りあげているんだろう?
彼らは誰のために歌うのだろう?
足を止めるものが、皆無に等しいこの状況で。
一体、何のために……?
例えば、駅前にはストリートライブをやる人間がけっこういるってこと。
彼らが何を求めてここで熱唱しているのかも、音楽の事も私にはまったくわからない。
そもそも彼らの考えになんて興味ないし、知ろうとも思わないのだけど。
それでも暇つぶしにはなるから、彼らの音を試聴する。
ほとんどの人間は興味がないと言わんばかりに彼らの前を素通りする。
そんな人間観察をしながら思う。
まるで透明人間みたいだって。
居ても、居なくても何の影響もない。
そして人々の無関心の前では私にも同じことが言える。
いいなぁ、透明人間。
そう思ったら少しだけ、彼らに親しみが持てた。
なぜ、彼らは夜の街に声を張りあげているんだろう?
彼らは誰のために歌うのだろう?
足を止めるものが、皆無に等しいこの状況で。
一体、何のために……?