すれ違う恋の行方
 
「てめぇが何見たんだかしんねぇけど、美鈴の男は俺だから。
 だから美鈴を傷つけようとするやつは、絶対に許さねぇよ」


「…っ」



そう言って、秀はいつもからは想像つかないほどの怖い瞳で北条さんを睨む。


あんな秀、今まで見たことがない…。


「い…まに見てなさいよっ!!
 どうせ、泣きを見るのはアンタのほうなんだからっ!!」


北条さんはそう言い捨てると、教室から出ていった。
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