ショートケーキの王子様

嘘をつきたいときだってある。





「あの送りましょうか?」



夕刻の中、帰りの分かれ道。




「別にいいよ」



「でも顔赤いですよ」



「うっせぇな」



「本当に大丈夫ですか?」



「別に大丈夫だよ。あっ、それとも俺の家に行ってあわよくば的なか?


お前俺のこと好きだもんな」




"好き"?"好き"じゃねぇよ、あんたのことなんか!
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