前を見すえて
「姫?」


「姫美?大丈夫?」


「ひーめーちゃあーん??」


上から、煌、風花、恋の
順番で姫美を呼んだ。


「ん‥‥‥大丈夫。
ありがとう、心配してくれて」



姫美はあまり体が丈夫な方ではなく、
ジェットコースターなど、すぐ酔ってしまう。


「ごめんねっ
あたしが誘ったりしたから」


「ううん。笑のせいじゃないよ」


「ん”~~~。ごめんね~~」


「だけぇ、笑のせーじゃないゆうとるが。
そんな心配せんでええって」


「ふうかぁ~~」


「おーよちよち。」


「お前ら、バッカ」


「お似合いジャン」


「うっさい、煌」


「恋もだまっとれ」



もう、姫美のことなんか忘れているようだった。
ただ、1人をのぞいては。



「姫?大丈夫か」


「煌く‥‥‥」


「煌でいいよ?姫」


「ん‥‥。ありがと」


「なんか飲む?
‥‥‥姫ってオレンジジュースとか好きそうだな」



「あは。あたりだよ」


「じゃ、買ってくるよ」


「あ‥‥」


煌の優しさ。
”かわいいから”だけじゃなく、普通に
やさしくしてくれる煌に姫美は
好意を抱いて行った。



「姫美‥‥ちゃん。」


「笑」



「煌‥‥‥は?」


「あ‥、ジュース買ってきてくれるんだって」


「そーなの??
じゃ、手伝ってくるよ」



「あ、待って。笑」



「‥‥‥なあに?」



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