前を見すえて
「傷つけて…ごめんな」
誰もいない道で
煌がそう呟いた
ところ変わって
ここは若桜本家
「すっげぇ
ここ、おまえらんち!?」
「そうやけど
っていうか恋、なんでここにいんねん
さっさと帰りぃや」
「つ、めたあ!」
「うっさい」
ここのお世話係のひとが
お茶とお菓子を持ってきた
「えーと
尾崎さまでいらっしゃいますか?」
「おーっ
中野さんっ!
そうやで、尾崎恋言うてな
めちゃうるさいガキやねんけ、出さんでいいで」
中野さんは
風花と姫美の両親みたいなものだ
「あ、俺尾崎です
風花の将来の旦那なんでどうぞよろしく!」
そういって
勝手に中野さんと握手をかわす、恋