前を見すえて
みんなと別れて
笑と煌が家に帰る道を手をつないで
あるいていた時


笑がきりだした



「ねぇ、煌
なんで今日、2周目も…回ってたの?


あのサインって次行きますッていう…やつだよね」



「ああ

笑…俺…」



笑は煌の手を離した



「なんでっ!?
…笑のこと…嫌いなの?」



「笑っ…違う…けど」



「…笑が
友達になりたいなんて言わなきゃ良かった…

煌とっ…姫美を…仲良くさせちゃったから…」




「ちがうっ!
…ああしなくても俺は…」




笑の瞳から涙がこぼれた






「煌…幸せになって…」



「え…」



笑はそこから走り去った




「笑ぃっ!!」






――――――――――――――――煌







ばいばい



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