前を見すえて
「あ‥‥‥‥‥遅い」



「ごめーん!」



俺は緊張のしすぎで寝坊した。
って俺は!
何歳だょっ;;




「行くよ」


「どこにですか?」


「どっかだよっ♡」



いつヮたそっかな?

ムード‥‥あるところ‥‥‥‥‥やっぱ



「なぁ」


「また何?」



「新羅の好きな場所ってどこ?」


「はぁ?!」



何、怒ってらっしゃるんでしょぉ‥‥‥?
また俺、ヘマした‥‥‥‥?




「ここ!」


新羅は俺に抱きついてきました。

!?!??!



「㋛ン㋶?!」



「ここが!!一番私の好きな場所!!」




照れる。マジ照れる。

俺も抱きしめ返す。


ぜってー俺が、こいつを!
幸せにする!!





「俺も新羅に触れれば幸せだ」







「‥‥‥‥‥‥バカ」







俺は少し体を離して、
ポケットからパールの指輪を出した。
そして、新羅に差し出す。



「結婚前祝いで」




新羅の表情は夜だったからよく分かんなかったけど


幸せな顔であってほしい。



< 62 / 125 >

この作品をシェア

pagetop