朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

桃君だけかと思ったら、皆が後ろにいた。

「なんや、桃。気ぃ利くな。」

新太が、桃君の頭を撫で褒めている。

「だって、ルールは皆で決めないとね!」

ニコッと桃君は、笑う。

キューン!

天使だ………。

天使が此処にいる………。

すると、鼻から何かが流れてきた。

「おわっ!咲良!お前、鼻血出とんで!」

と、慌てて言った新太。

「本当だ!ティッシュ、ティッシュ!」

と、ティッシュを探す隆太君。

「咲良ちゃん……大丈夫?」

と、私に駆け寄ってきた大雅君。

「咲良ちゃーん!どうしたの!?」

と、あたふたと慌てる桃君。

「……下を向け、下!」

と、落ち着きながら言う大翔君。

私………鼻血出してるよ。

桃君が可愛すぎて。

ってか、皆格好良い。

イケメンの分類に余裕で入ってるよ。

……不公平だよね、本当。

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