裏ヤン先生に愛されます


優衣は毎日、虎安クンとの話をする。

類はそれを呆れて聞くだけだ。

「ったく…、毎日こんな話なんて。うんざりだ」

「類、何か久しいね」

「本当だよ。いつの間にかお前も、奏平とくっついてるし」

「類も幸せになってね」

「なるよ、それに将来の夢もあるしな」

「そうだね」

類の将来の夢、美容師は今勉強を家でしているみたい。

あたしの周りにいる人たちは、皆違う大学。

「あいら、あんたもいい女になったな」

真希が寂しそうに笑みを見せた。

「あたし達の卒業もあっという間だもんね、ねぇ。それまで沢山思い出作ろうよ」

「それまでじゃなくて、これからも作るよ?」

「そうやで」

真希や、優衣。類に虎安クン。そして奏平。

本当に出会えてよかったと思う。

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