不器用な彼の愛し方《番外編完結》

逃れられない苦しみ


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「ありがとうございました」

お釣りをお客様に渡し、極力笑顔で決まり文句を言う。



ーーーー今はバイト中。

家から自転車で10分ほどで着く、比較的近いコンビニでアルバイト。

学校が終わってから、そのまま来た。


正直、こういう接客業は好きじゃない。

というか、私にむいてないと思う。


人と関わるの得意じゃないし、トラブルがあった時の対処がめんどくさい。



でも、好きとか嫌いとか言ってる暇はない。


.....お金が必要なの。

高校卒業までに、貯めなきゃいけないの。



だから今日は9時までバイトだ。


朝、夕飯の作り置きをしておいたからお母さんとお姉ちゃんの夕飯の心配はない。
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