君を愛し君は私を愛した。
友情が壊れた・・・。
『サコー!!おはよう☆』

『最低。』

『えっ・・・??』

『あんた、あたしの友達まで傷つけて、洋平と付き合ってるの!?』

『え・・・??その友達って・・・??』

『愛だよ。』

『愛ちゃん・・・??』

『そうだよ!!あんた、知らなかったの??』

『え・・・っ!?だって――――』

『最低だね。愛ちゃん、今日、洋平とあんたが、抱き合ってるのを見て、トイレにこもってるよ。』

『そうだったんだ・・・』

『あんたって・・・』

『ごめんね。』

――バシッ――

『ごめんね?? で、済む事なら、あたしだって、こんなに怒ってないよ。』

『うん・・・。うぅ・・・っ』

『あんたなんて・・・この世にいなければいいのに。』



初めて言われた・・・。

――この世にいなければよかったのに――

それって・・・

――死ね――

って意味だよね・・・。

ごめんね・・・。

あたし・・・この世にいなければよかったんだよね


ごめんね・・・サコ。

そして・・・何よりも・・・ごめんね・・・愛ちゃん

そう思うと・・・涙が止まらなかった。

私は、教材室に駆け込んだ。

『うぅっ・・・うぅ・・・』

はぁ・・・もう。ダメだ・・・。


『おい。何してんだよ・・・??』

その声は・・・あたしの・・・愛しい・・・

『洋平・・・??』

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