ラブ・カクテル
あたしだって、文也が好き。


その気持ちに、嘘なんて存在しない。


大和のことなんて、もう思い出さない。


だって今、あたしの目の前にいる文也が、、、


、、、あたしが、愛してる人だから、、、


チュッと、名残り惜しそうに、唇を離す。


「あたしだって、文也に負けないくらい、文也が好き」


でも、ね?


「あたしが好きな文也は、夢に妥協なんてしない」


絶対に、絶対にしない。


それが、文也でしょ?


なら、文也は文也らしく、夢を追いかけてよ。


あたしで良いなら、ずっと傍にいるから、、、

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