*続*先生、甘い診察してください






「……ん?」


お兄ちゃんは智也さんの言葉を理解してないようで、キョトンとした表情をした。






「えっと……俺、もう年かな?変な幻聴が……」

「幻聴じゃないの!!あやちゃんを高校中退させてもいいよね?」



お兄ちゃんはガクッと、その場に倒れそうになった。


そして手を握り締めてワナワナと震えだしたと思ったら……。






「馬鹿っ!!あんたどれだけ好き勝手すれば気が済むんだよっ!!」


と、鼓膜が破れそうなくらい大声で怒鳴った。




怒るのも無理ない。


智也さんは無謀な事を言い過ぎだ、と納得した。





「えー。何でー?別にいいのに……。だってあやちゃんはもう永久就職したんだよ?」



当の本人は能天気。




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