湖都子のポエム2
もしも…明日…

広いばかりで冷たい空間に思えた家
彼女がきた瞬間から
とてもあたたかな場所に
変わったような気がしていた

もしも…明日目を覚ましたら
彼女が消えてしまったとしたら
どんなに苦しむことだろう…
----------------------------------------------
夫婦2人で住むには、広い家
別々の部屋で過ごすことが多くて、冷たい空間
急に、妻の友人の子供が居候することになった

無関心を装って、クールに…
でも、内心はうれしかった

愛里がきてから、みんなでリビングで過ごす時間が増えた。とてもあたたかい空間になった

ジャン「愛里はいつまでいるんだ?」
ドキドキしながら、聞いてみた
カトリーヌ「いつまでか…決まってないけど…急に預かってしまって、迷惑だったかしら?」
いやいや…全然迷惑じゃないから…
ジャン「そうか…」

この会話を愛里が聞いているなんて、思ってなかった



< 202 / 307 >

この作品をシェア

pagetop