湖都子のポエム2

激しく燃え上がる炎


夢だったのかもしれない
彼女との出会いは…
どこか…あきらめていた

彼女を忘れられなかった
苦しい日々が
脳裏に蘇る

あの時の天使が
また現れるなんて

ずっと忘れられなかった
彼女を見間違うはずがない

夢なのだろう…か?

心の中に
激しい炎が燃え上がる

…彼女をもう
…絶対に離したくない
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公園のベンチ
大きな荷物
夢だったのかもしれないとあきらめていた彼女がいた

アラン「大きな荷物を持って、何してるの?」
思い切って、声をかけてみた
急に声をかけられて、びっくりしている彼女
愛里「何でもありません」
立ち上がって、どこかに行こうとする

本当に俺はどうかしている

彼女の腕をつかまえた。無意識に…

愛里「やめてください」
手をふりほどこうとする
それでも、離さない

アラン「キミ、行くとこがないなら、うちにこない?」と、名刺を渡した
カメラマンをしていることは、伝わった…かな
愛里「カメラマン…?」
アラン「キミの写真をとりたい…」
愛里「私なんて…」
そんなやりとりをしながらも…強引に…つれていく

似合いそうな服を買ってあげ、へアメイクして…俺の目に狂いはなかった
めちゃくちゃかわいい
緊張するかと思ったけど、そんなこともなく
出来上がった写真を見て…「これ、私?別人みたい」って、言っていた

天使の微笑み…って、こんな感じかも
彼女をもう絶対に離したくない

あの荷物は…やっぱり…居候していた家を出てきたんだ…アランの家に連れて行った
女の子を連れて帰るなんて、初めてのことで…
自分の行動に驚く

父親が社長をしているので、大きな家に住んでいた。出迎えた執事が、女の子を連れていることに驚いている…

写真のモデルをしてもらうことを伝えた

そして、使っていなかった部屋を貸すことにした

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