湖都子のポエム2

好きな気持ち…が変わる時


一緒にいるだけで
うれしくて気付かなかった
そばにいられるだけで
最っ高

いつも
あなたに喜んでほしくて
笑顔を見たくて
一生懸命だった

あなたが好き
あなたがほしい
もう待てない
全部…私のもの

私だけのものに
なったらいいのに
一方通行の恋

ねぇ…
私の気持ち
気づいてないの?
ねぇ…
私の気持ち
ちゃんと伝えたい

この気持ちは
いい加減じゃない
本気を伝えるために
今…できること

こんなに好きなのに
なんで?
なんで…なの?
憎しみの心が生まれる

振り向いてくれないなら
振り向かせる

______________________________________________
ハルのことが大好き
あの子と別れたのなら…告白したら、付き合える…と、思っていた

大学でハルを見かけた
胸…キュン
ハルは見た目だけじゃない
全てが素敵なの

釣り合うように、オシャレしてがんばった

見た目だけに惹かれてるわけじゃないから、ハルの全部に惹かれてるんだから、他の騒いでる子お一緒じゃないんだから

もっと近くにいたい…
もっと…もっと…

ハルに伝えた…
「ハルがすき…だから…つきあって…」
絶対に付き合えると…夢見ていた

好きな人と過ごす未来を夢見ていたのに…
「好きじゃないから、付き合えない」

…なんで…なの?
みんなで出かけた時、仲良くしてくれたのに…

「…なんで?」
「え?今、言ったでしょ?好きじゃないから」
「一緒に会った時、仲良くしてくれたのに…」
「…みんなで会った時にいたのは覚えてるけど、誰なのかもわからない」
…どうして…
「私の方があの子よりも綺麗だし、家柄だって釣り合うし…」
「愛里のこと言ってるの?」
「そう…だよ」
「比べられないくらい愛里の方がかわいいし、家柄なんてどうだっていい」

「それだけならもういい?じゃ…」
って、帰っていった

ふられた…の?ふられたことなんてなかった…
好きな気持ち…が憎しみに変わった

ハルの父親の会社…パパの会社と取引あったはず…パパに頼んで…

結局、ハルの会社との取引をやめてくれた…
明日、私と付き合うなら、取引再開してあげれば…

必ず振り向かせてみせる
必ず…



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