あたしはお姉ちゃん、彼は弟。
そう。

ちょうど1年前くらいにあたしは颯真の好きな子を当てた。


あたしが言った時颯真は肯定も否定もしなかったけど、その1か月後くらいに2人は付き合った。


「美紗は…好きじゃなかった。」


美紗とはそのあたしが言った好きな子。


好きじゃなかったって…!


「あんた美紗ちゃんと付き合ってたじゃない!」


短期間だったけど…!


「告られて…断っても付き合えってしつこいから付き合ったんだよ。それに好きなやつのこと忘れられるかなって思ったし。」


そうだったんだ…。


ってことは…


「あたしの予想は外れてたんだよね…?」


「…だから鈍いって言っただろ?」


あたしって鈍いんだ…。


自信過剰だった気がして自己嫌悪に陥っちゃうよ…。


はぁ…


あっ…そういえば…


「なんか話題変わってない?」


確か、颯真が誰を好きなのか聞いてたんだったっけ。


「…あはは!夏依が話変えたんだろ?」


「なっ!あたしじゃ…」


ないわけないか…。


「ご…ごめん…。」


あたしは素直に謝った。


颯真はさっきからずっと笑っている。


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