姫は冷血王子の所有物



「た、助かりました…。」











「あぁ…。しかし、やっぱまずかったよな…。」










「えっ?」










「あいつ、絶対今度仕返しかなんかしてくるぞ。…部長という立場なのに…やっちまった……。」










そう言って、顔を歪める部長。










そんな姿に、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになった。










「…部長、すみませんでした!!」

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