blue beast blue moon ー青い獣、青い月ー
「詩乃ちゃん、掴まっておいてね!スピード出すよ~!」

ボォォォォォォン

詩乃はもう諦め顔。





「詩乃ちゃん、家教えてくれるかな?明日、引越しの準備するだろうし........」

「うん 、分かった。コンビニを少しすぎた所の高層マンションだよ」

「了解~!」





「ここで合ってるかな?」

「うん、ここだよ。ありがとう、快罹」

「どういたしまして!明日、引っ越すことになるだろうから荷物をまとめておいてくれる?」

「分かった!でも....誤解は解けたのに引っ越す必要あるのかな~?」

「うん~蒼はほっておけないんだと思うよ」

「ほっておけない?誰が??」

「詩乃ちゃんだよ。蒼 言ってたよ?時々 詩乃ちゃんの目に光が宿ってないって」

「そ、そうなのかな....?でも蒼よく見てるね」

「蒼は鋭いからね~洞察力があるんだよ。人の事よく見てるし、嘘ついたらすぐバレるよ」

「さすがだね!」

「うん、納得してくれたかな?じゃ準備しておいてね!」

「分かった!おやすみ~」

「うん~おやすみ」

ボォォォォォォン
快罹は、闇の中へと消えていった....
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