食卓
切れかかった外灯の下を
ひたすら走る。
吐く息は白く、
夜の冷たい風が身を刺す。
「ママー!!」
立ち止まって発した声は
建物に跳ね返って
虚しく響く。
私はまた走りだす。
ひたすら走る。
吐く息は白く、
夜の冷たい風が身を刺す。
「ママー!!」
立ち止まって発した声は
建物に跳ね返って
虚しく響く。
私はまた走りだす。