乱華Ⅱ




「…チッ誰が片付けると思ってんだよ」




思考が全く追いつけない私の耳に届いた修の声でハッとした。



目の前に広がるこの惨状。



パチリ目が合った正宗はニコリ、エセスマイルを浮かべる。



もうその笑顔イイデスヨ。
思っていても口には出さず。




「心ちゃん。俺と颯人は倉庫に戻るからゴメンね」



…そしてまさかまさかの片付けしません宣言。




「マジかよ〜ダリィわぁ…俺も倉庫行っていい?」


「駄目。お前には司と心ちゃん頼んだから」


「「…司?」」




言われて修と同時に司を見れば、カシスオレンジ零した床の近くですやすや眠ってた。





いや、なに寝てんの?
さっきのアホ面って眠かったからなの?


てか、よく寝れたよね。この状況で。
ある意味褒め称えてやりたいわ。





「…あちゃー司の奴さっきからぼーっとしてると思ったら、補習で力尽きたプラス酒か」



修はその辺にあったブランケットを司に掛けていて…優しいじゃんか。



その隙に正宗と颯人は本当に倉庫に行ってしまったけど…




悪魔かよ!あの2人。


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