乱華Ⅱ



それから黙々と片付けることおよそ1時間。



やっと元に近い状態に戻ったリビング。




片付けている間も1度も目を覚ます事のなかった司は、今だに床でスヤスヤ眠ってるし。



本当、ある意味尊敬するわお前。




そして部屋へと引きこもったタクも、もちろん片付けに参加するわけでもなく。



本当、信じらんないんだけど。




少しは手伝えよと思ってはいるけど、なんだか様子がおかしかったし、そこは空気を読んでみようと思う。





綺麗に片付いたリビングをもう一度見渡して、ソファーに座った。



「ほらよ」


なんだかんだ文句言いながらも一緒に片付けをした修が、コーヒーを差し出す。




「ありがと」


修がコーヒーを淹れてくれたのがなんだか意外で、少し驚きながらもそれを受け取った。



それを確認して彼も私の隣にドカリと腰を落とす。






「いや〜まさか今日こんなに動かされるとは思わなかったわ〜」





首をコキコキと鳴らしながら、タバコを咥えるあたりやっぱり修はヘビースモーカーだ。




働いた後の一服って感じか?

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