142センチの恋

教室の前まで来ると


中から突然人が出てきた




「わっ…」


「あ、ごめんなさいっ」



その女の子は私に頭を下げると


くるりと教室の方へとふり返った




「じゃ、いい返事待ってるねっ

 ばいばーいっ」





そう言うとその場を去っていった





「…?」






なんなんだろう今のは…



そう不思議に思いながら



空きっぱなしになったドアの教室に目をやると




誰か人がいることが分かった



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