どん底人生に愛をあげよう


「…なぁー紗江。アドレスとかどうやって登録するん?」


「えーと。ここをこうして…出来たよ」


洋介は、携帯に夢中になった。


夜ご飯を食べている時でも携帯を扱っている。


今まではこんなことなかったのに。



夜寝静まった時に携帯をチェックすると、女の名前とメールの履歴があった。


もちろん次の日は喧嘩で…。


「…ごめん」


の一言で片付けられる。
< 71 / 93 >

この作品をシェア

pagetop