愛なんてない
最も大切な存在を。
この腕からすり抜けて逝くところだったんだ。
二度と失いたくないと、守り抜くと誓ったのに。
自殺という最悪な形で失いかけた。
そこまで追い詰めたのは俺か。
俺が全ての原因だ。
弥生、済まない。
だが――。
なにがあろうと、俺はおまえを手放すつもりはない。
たとえおまえが拒絶しようとも、俺はおまえを。
嫌われていると、わかってはいるのにな。
だが、おまえでなきゃダメなんだよ。
弥生――。