カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「莉那、返事は?」


逸希は戸惑う私に性急に迫った。


「俺はどうしてもお前を自分のモノにしたい。切ないキモチを抱くのはもう嫌だ。お前も俺の面影を他のオトコに追っていたと知った以上は離さないよ。お前のカラダに俺を刻んでやる」



昔の優しいだけの逸希じゃない。


今の逸希は強引に私を奪っていく。



逸希に抱き締められ、彼の温もりと愛に包まれた。



私だけを愛してくれる逸希。


私を一番に見てくれる逸希。



幼なじみと言う関係から私達は恋人になった。13年間遠回りしてようやく手に入れた幸せ・・・


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