カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「莉那、スキだ」


熱に侵されたように何度も同じ言葉を囁く逸希。


ベットに移動しても、彼の激しさは変わらなかった。


逸希は全身で私を愛するようにひたすら腰を突き動かし、尽くす。


沢木部長にはない盛りのような際限のない欲望に戸惑ったが、愛ゆえの行動だと思って一緒に何度も絶頂を味わった。

Hで気怠いカラダを寄り添わせてピロートーク。

「こんなにもHに夢中になったのは初めて…」


「俺もだ。莉那が相手だからだと思う…このままずっと離したくない」


「そ、それは…」


「俺のコトスキだろ?」


逸希は一番ズルい質問を投げかけて、私の頬に手を伸ばす。優しく頬を撫でて言い包める。


「私のカラダが持たないわ」

逸希が絶倫だとは思わなかった。さすがは元サッカー部。体力には自信があるらしい。
運動苦手で学生時代は文系のクラブにしか入っていなかった私は体力に自信がなかった。

「莉那はジッとしていればいいよ」
少し位は動かないと困ると思いますが…

「逸希…理性を取り戻して」


「俺はずっと…我慢したんだ・・・」

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