カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~


――――――――
――――


「おめでとうございます。樋渡係長」


「久し振りです。植野さん」


私は逸希と一緒に樋渡係長の控室にお邪魔した。

グレーのシックなタキシードに身を包んだ樋渡係長。


「私達の結婚が終れば、今度は遊佐課長と植野さんの番ですね・・・」


「まぁな」


逸希は私を見つめ頷いた。



私達の結婚は10月7日と決まっていた。


「私は高木さんの控室に覗いて来るわ」


「彼女の花嫁姿、どんな感じか私に報告してください」


「了解しました!樋渡係長」


< 325 / 335 >

この作品をシェア

pagetop