カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
10月7日大安吉日。
挙式そして披露宴と幸福を噛み締める猶予などなく、目まぐるしく時間が流れて行く。
披露宴もクライマックス。
両家の父親と母親が私達を真ん中にして一直線上に並ぶ。
私はウエディングドレス、逸希はタキシード姿。
逸希がマイクを持ち、披露宴に来た下さった方々へのお礼の挨拶。
「本日はお忙しい中、私達二人の為にお集まり頂きまして、誠にありがとうございました。皆さまからの沢山のお祝いの言葉や楽しい余興を頂き感謝のキモチで一杯です」
ようやく私は落ち着いて、逸希と結婚したんだと実感した・・・