カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
あれから13年ーーー・・・


私は大手商事会社『藤堂コーポレーション』に就職。

マーケティング部PR課に所属。6年目の春を迎えていた。


「最近、横浜の中華街で遊佐さんと再会したの」


「えっ!?」


その懐かしい苗字に目が見開く。


「あんたの幼なじみだった逸希君を憶えてる?彼は大手の広告代理店『順天堂』に就職して、マーケティングプランナーとして活躍しているらしいわよ」


「へぇー」


私は目が覚めたミー助を撫でながら適当に聞き流していた。


本当はずっと…その後の逸希が知りたかったクセに。気のない振りをして訊いた。


彼は『順天堂』か・・・


もしかしたら、仕事で会う機会があるかもしれない。


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