カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
私の拙なテクニックでは満足できず、いつものように私が沢木部長に振り回されて一夜を共にした。


執務室をノックして入って来たのは逸希。一番会いたくない相手が朝一番に訊ねて来た。


「おはよう・・・植野チーフ」


「おはようございます。遊佐課長」


「朝からお疲れモードだな」


「大丈夫ですよ。お気遣いありがとうございます。遊佐課長」


「少し遅れたけど、俺のプランと君のプランを重ねた最終的な形が完成した。君の意見も訊きたい。見てくれ」


逸希は私のデスクに資料を置いた。



「わかりました。目を通して後ほど…返します」


「俺の分はコピーしてあるから大丈夫。これは君の分の資料だ」


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