今でもずっと大好きで
咲妃に言ってもいいんだけど、どっちかというと咲妃は要のかたをもつから、コレを要に知られては少し困る。

別に隠してる訳じゃないけど、知られたらなにかと面倒なことが起こるから。



ピアノが弾きやすくなるように、少し長い髪を高くゆって、身だしなみを整え教室へ
戻るとりゅうはもう音楽室に向かったみたい。

私も、荷物を持って音楽室へ向かおうと廊下へでると帰ったと思ってた要に会った。

「ゆら、まだ帰ってなかったんだ!髪の毛いつもと違うけど、どーしたの??」

「うん、トイレに行ってた。髪は、ちょっと気分で変えてみたの。」

「そーなんだ。これから用事ないなら、一緒に帰ろうよ!」

「あぁーっごめん!友達と約束しててさ。今日一緒に帰れない」

「そーなんだ。友達って誰?」

「うーんっと、友達は友達ー!んじゃまた明日ね!」
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