只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!
泣いて赤くなった頬は白い肌によく映える。
もっと触れたい…
自分の中で大きくなる欲を思いっきり押さえつける。
惑わされちゃダメだ。
必死に理性を保とうとする…そんな俺の葛藤などお構い無しに当の本人は眠りこけやがった。
男の前で寝るんじゃねーよ!襲うぞっ。
改めて異性として意識されてないんだと感じる。
いや、意識されていても困るんだが……
警戒心ってもんがないのか、こいつは。
はぁ…とため息をひとつ吐くと、地べたに寝かせる訳にもいかないんで美桜をベッドへと運ぶ。
意気込んで抱き上げてみたものの、驚くほど軽かった。
俺と美桜の身長は精々10センチしか違わない。
それなのに…ここまで軽いもんか?
ちゃんと食ってんのかよ。
明日にでも家に連れてって夕飯でも食わそうと決めてそっとベッドへ降ろした。