灰色猫と白い犬
いいんじゃないか
気分てんかんも必要だろうからな
そのかわり俺も混ぜろ
ロキ君と僕、二匹同時に後ろを振り返りました。
ロキ君は右、僕は左に振り向いたので頭をぶつけてしまうところでした。
リオ君!
リオ!
リオ君はいつの間にか僕らの後ろをついてきていたようです。
全然気がつかなかった
さすがリオだな!
ロキ君は目を丸くしておどろいています。
で、何するんだ?
迷っている僕とおどろいているロキ君を交互に見て聞きました。