嘘だけの2年間
かんぱーい!!
二人でコロナで乾杯。ご飯もピザ、パエリア、カルパッチョと沢山来る。
ーねえねえ、ゆうくん頼みすぎじゃない?!
ーん?!大丈夫!おれ食べれるから!
夜中の12:00過ぎから二人で飲み始めて03:00くらいまでずーーっとお話しかながらお酒をつまむ。
ーーあやか、なんか可愛くなったな!
ーー寂しい思いさせてごめんな。
ーー今日はずっと一緒にいれるよ!
そんな嬉しいことばかり言ってくれてその度に照れながら、ありがとうって伝える。
ーーゆうくん、そのネックレスのリングってお守り??
ゆうくんがいつもつけてる、リングのネックレス。
ーー、、、ん?あ、そうだよ。これね俺が高校でサッカーで俺ともう一人圭吾っていやつ二人でツートップって感じだったんだけど、圭吾病気で亡くなって。その圭吾の形見。
そうなんだあ。。。そんなことがあったのかあ。なんか悪いことを聞いな、、、と当時は思った。
だけど私は今でも忘れない。右耳の耳たぶを触りながら私に教えてくれていたことを。