キミだけの、その声で。 ~君とあたしの恋の唄~
あー!!
もう、うざいあたし!!
話しかけるくらい、タダなんだし、話しかけちゃえばいいじゃんっ!
そうだよ!!
うん!と大きく頷いて、拳を握りしめたあたしは、
ギターを片付けているカレに一歩近づいた。
「…あっ、……あのっ!」
ひえっ!
思ったよりも大きな声が出てしまって、自分でびっくりしてしまった。
しかも、声裏返った〜〜!
今にも恥ずかしくて、死にそうなあたしの声に反応したカレが、ギターからあたしへと視線をあげた。
……いや、カレだけじゃなくて、他の2人も。