スト女の恋~重くて想い恋~
変態ガールの誕生
「そういえば、るいが井坂のこと追っかけ回すようになってもう1年経つね~」

そう、ゆうくんから愛のアタックをされた
今日。
わたしとゆうくんの1年記念日なのですっ☆☆☆☆

「いやいやあっちは何も知らないから。」

大丈夫。わたしの頭の中ではことは進んでるから。

「そっちのがこわいわ。」

でも1年ってはやいな~。
中三の今日が中総体でわたしは帰宅部だったからうちの中学校がバスケの試合会場で強制応援でいやいやながら行ったらまさかの運命の出会いしちゃったんだよね~。

……………………………………………………

あーもーめんどくさーい。
みきいないし~バスケとかルール知らないし!
もーやだな~。

「「次の試合は〇〇中学対△△中学です。」」
うちの学校か~
だいたい帰宅部は家で待機でいーじゃんか!

ピーッ!

あ、始まった。しょうがない見てあげよ~←
お、うちのバスケ部意外と強いじゃん!
相手だいぶばててるし~すごいすごーい。


一つの試合で何回あるのよ~。
もーあーきーたーーーーーーー
もううちが勝ちでいーじゃーん。



あれ?負けてる?なんで?
シューーーーーーーーーーーーーパサ

誰あれさっきまでいなかったよね?

『ゆう!ナイス!』

『ゆう頼む!』
シューーーーーーーーーーーーーーパサ

あの人一人で何点入れるつもり!?
あの人にパス回ったら絶対点入れられてる!
しかもなにあのボールさばき。
みんなと全然違う。
なんでかわかんないけど目が離せない。

ツーーーーー、、、、

ツーーーーー???


「わーー!」「きゃー!」
クラスメイトよそんなに慌ててどうした?

「わー!神埼さん鼻血でてる!!」
へ?わたし鼻血なんて生まれてこのかた出たことないわよ?鼻水のまちがいでしょ?

ゴシゴシ

お?、、、、、透明じゃない。赤だね。
、、、わーーー!!!!!!!!!!!!!


バタン


この日からわたしの鼻血人生が始まりました。

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