冷酷男子に恋をする




私たちが2人でコソコソと話してると、真城くんが立ち上がった。


「昼飯さんきゅ。俺、帰るから。」


「え、あ、うん。
奈緒のせいでごめんね。」


「別に。んじゃ。」


真城くんは、家を出ていった。


「あー、ほんとに最悪。」


「ごめん、茉菜。
でも、真城くんが悪いんじゃないから。」


「……それは、分かってるよ。
…真城くんにも、悪かったなって…。」


「…そっか。」



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