Kiss of a shock ~涙と~
何か、裏がある・・・?


と、思える。


だって、その不敵な顔・・・。


万理香は、唇を引き結び、ぐっと手を握り締めて問いかけた。


「何、が条件・・・?」


健二は微笑んで言った。


「さすが、話が早いね。」


手元のご馳走はいつの間にかメインディッシュに変わっている。


小鹿のグリル、それにナイフを入れて健二が言った。


「俺に万理香ちゃんをちょうだい。」


・・・万理香は呆然と健二を見つめた。


何を言っているのか理解できない。


それに追い討ちをかけるか、理解させるようにもう一度、今度ははっきりと言った。


「SEXしよう。」


疑いようもない、分かりやすい言葉だった。
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