総長に恋したお嬢様
「さて、そろそろ戻るか」

「はい」

今度はゆっくり走り出した。

いや、さっきのが速すぎたのかな?

「すごい…」

思わず声に出してしまった。

「だろ?忠のハンドルさばきは並みじゃ
ねぇんだ」

そうみたいね…

それからスピード感覚が戻らないまま

溜まり場に戻って行った。
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