極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
「なぁ、琴葉。これから子どもが増えるとしたら、この部屋は小さいよな。」
急に何を言い始めるかと思ったら。
「そうだね。」
剛と抱き合いながらしゃべる。
「引っ越さないか?」
え?急に??
「俺の会社の最上階だ。あのビルには保育園もスーパーもある。便利だろ。」
確かにそうだね…。
「うん。分かった。」
「なぁ。俺はもう組長じゃないが、一つの会社の社長だ。これから、もっと大変なことがあるかもしれない。育児はお前に任せっきりになるかもしれない。
こんな俺だけど、これからもついてきてくれるか?」
少し心配そうな剛に私は笑顔を向ける。