いつめん。
麻実ちゃんのツッコミからまた沈黙が続く。
「暇だね~」梨奈ちゃんに続いて私が、
「暇だね~。今日カラオケ行かない?」
すると皆が、『いいねー!』とあっさりOKしてくれた。
「今から行く?」梨奈ちゃんがニコニコしながら提案する。
「カラオケいくのはいいけど、授業サボるな受験生。」
「な!言ってはならない単語を二回も口にしたな!」
キーンコーン カーンコーン
「あ、チャイムなった!教室に戻んないと!!」
私達は急いで教室へと足を動かせた。


そして放課後…
「待ちに待ったカラオケだーい!」梨奈ちゃん叫びながらハルの背中にドーンと乗る。
その衝撃でハルは「ほげ!」と苦しそうに唸る。
麻実ちゃんは相変わらず冷静で「梨奈危ないから。」と注意する。
「カラオケカラオケ♪」歌いながら歩いている私に麻実ちゃんが
「萌さんは大人しく歩きなさい!」と私の頬っぺたをつねる。
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