もえ★ぱに
「…ねぇー慶太?」
胡桃は天井を見ながら言う。

「何?」

「………あり…がと…」

言ったか言ってないかの、すごく小さい声だった。

でも、確かに聞こえた。

『ありがとう』

胡桃はそのまま布団を深くかぶった。

あれ…?もしかして……
「胡桃ちゃ〜ん?照れてるのぉ??」
俺は無理矢理布団をめくる。

「てッ、照れてないーッッ」
胡桃はそう言いながらも真っ赤だ。

「ははッ、一緒に寝よっかぁ」

「………ぅん…」
胡桃はコクリと頷いた。

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