学祭探偵ゲーム

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キーンコーンカーンコーン

あれから5度目のチャイム
三時間目が終わった合図
私と川上君はずっと屋上にいた...
ドアノブのあった場所に爆弾があるためこちら側からは開けられない...
ケータイは私はバッテリー切れ川上君は教室にあるらしい
まだ10月だけどずっと外にいるとさすがに寒い

「へっくしょんっ!!」

も、もうなんて色気のないくしゃみ!!女の子なのに!!

「...寒いのか?」

「えっ」

ふぁさっ...

あったかい...ってこれ川上君の上着!


「だめだよこれじゃ川上君が寒いんじゃ!!」

「...おれここ来る前北海道に住んでたんだだから寒さには強い...」

「で、でも...」

「...じゃぁ...ここ来い...」

川上君が指さしたのは自分の隣
そっかくっついてればあったかいもんね...

川上君の横まで移動して腰を下ろす

「...ん、あったかい」

川上君は満足気だけど、ちょっとこれ恥ずかしい...

「...大丈夫ここで二人で座っていればA棟の人から見える」

そっかすぐ助け来るよね










「たぁくみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい」







どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん

「「!?」」
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