先生と恋をしました。
突然の告白におののく先生。
一瞬離れようとする素振りは見せたが、そのあと再び私を強く抱きしめた。
「……なぁ…今の本当なのか?…」
「……本当です……
私やっと気付いたんです。
自分のことをいつもの大切にしてくれているのは先生だって…
私を好きでいてくれてる先生の愛にやっと気付いたんです。
……先生、今まで待っていてくれてありがとうございます……」
「……高瀬……」
先生の心臓が大きく音をたてている。
でも、うるさくない……
心地よいリズムで規則正しくでも少し早くて………
私のことを思ってくれている証拠なのかもしれない…
「……先生……」
先生と話すために少し離れる。
でも背中に回してる手は離さずに先生の顔をみる。
「…なんだ?」
私を上から覗き込むように顔を下に向ける先生。
「そろそろ離れないと……」
「……そうだよな!
でも離れたくない……
今この時間が夢なんじゃないかって思えて…」
「先生…夢なんかじゃないよ。現実だよ。私は先生が大好きだから。」
先生の顔を見て笑顔でそう答えた。
「……高瀬…
ごめん最後のもう一つだけいいか?」
「何ですか?」
「……キス……してもいいか?」
「…えっ…」
「こんな笑顔でしかも俺の腕の中にいて……
耐えられるわけがない…
お前が愛おしくてたまらない…
俺だけのものだって…実感させて欲しい。」
「先生……」
先生の手がゆっくりと私の腰から上へ向かって伸びていく。
そして、首をなぞりあごにてがかけられる。
大切なものを扱うように、優しく、ゆっくりと……
「……先生……」
私も先生の目をまっすぐ見ていた。
先生に引きつけられるようにお互いの顔が近づいていく。
先生の顔が目の前にあってドキドキが止まらない…
でも先生を愛おしいと思う気持ちのほうが大きくて、先生とキスがしたいと心そこから思っていた。
先生の導きによってお互いの唇がゆっくりと重なった。
触れるだけのキスなのに先生の想いが伝わってくる……
長くはないキスだったが、私にとってはとてもとても長い特別なキスになった。
窓から射し込むオレンジの夕日に照らせれて
私たちは初めてお互いの気持ちを伝えあい、最初のキスをした。