あなたの隣ってあいてますか?



次の日から清瀬さんは、眼鏡をコンタクトに変え、髪の毛は下ろしイメチェンをした。

周りの反応も良く、男性からも「感じ変わったね」と言われていた。

肝心の進藤さんはというと…

「蛍ちゃん、おさげ辞めたん?」

と、その一言だけだった。

なんだ?それ!!

可愛くなったのに気付いてあげてよ!!

そこで、救世主羽田さん登場!!

「あれ?蛍ちゃん、イメチェンしてめっちゃ可愛くなってるやん!何?恋してるん?」

いいぞ!羽田さん!

「あ、眼鏡がないな…」

「おいおい、進藤ちゃん、それはないで!全然前より可愛いなったやん!」

「う、うん。けど、俺は前の蛍ちゃんのほうがいいな…」

え〜?!

そうなん??

「俺は、どっちも可愛いと思うで!気にしんときいな!
おっ、ちなっちゃん、おはよう。今日の夜飯でもいこうや」

「いいですよ。けど、条件があります…」

「なんでも聞くで。ちなっちゃんのいうことなら」

「ちょっとこちらに…その食事に進藤さんを連れて来てもらえますか?」

私は、羽田さんを連れて外に出た。

「え〜?まさか、ちなっちゃん進藤ちゃんのこと?」

「ち、違います!私じゃないですよ」

「私じゃないっつうことは」

二人で顔を合わせ、窓越しに清瀬さんを見た。

「まあ、いいじゃないですか。お願いしますよ」

会社の近くの居酒屋で待ち合わせすることにした。


< 19 / 70 >

この作品をシェア

pagetop